貧すれば

4年ほど前だったろうか、ある会合で大学生と話す機会があった。政治的関心が高い若者で、世の不合理を、政治の若者への不人情を、私の様な(なんの力もない)老人に憤りをぶつけていた。で、私は彼にこう切り出した「大学出たら、ちょっと政治家の事務所のアルバイトをして、選挙風景を見学したあと、地方の議会にでたらいいよ」と。地方議会の無投票当選議員割合は上がっている。少し目立つ程度のインパクトを住民に与えることができれば、当選票数を得るのはさほど難しくない。4年間安定した収入は魅力である。職種によっては兼業も可である。うまくして無投票当選組に入れれば長期安定収入も見えてくる。さらにはそういった旨味に群がる議員仲間を一定程度集めることができれば首長を出して、小さいながらも地方政治を思うままに動かすこともできる。世間の評判次第では知事くらいにはなれるかもしれない。そうなりゃ、天下も見えてくる。

今、ある政党がその道を進んでいる。多分同じことをずっと以前に考えていたんだろう。しかし、その先のことは、どうだろうか。社会において議員ほど大切な役割はないというのに。

令和7年11月3日

ケアマネ矢田光雄のひとり言

福岡県北九州市小倉北区真鶴にて「小倉ケアプランセンター」というケアマネ・ヘルパー事業所を経営しております。 こちらでは日々のひとり言をつぶやいております。

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