自民はどこへ
自由と平等は対立関係に有り、民主主義が2つの並立存在の矛盾をぼやかしている。資本主義と自由は親和的関係に有り、法が平等を担保し資本の暴走を抑えている。大国アメリカはそういう国だろうと思っているが、翻って日本はどうだろう。4つの要素は存在しているが、もう一つの重要な概念(概念かな?)が存在している。明治以後の政権はそれを概念化し、実体化し、権力構造に少しずつ具体的な力として組み入れてきた。もしくはそうならざるを得なかったのか。いずれにせよ現在は実体のみは存在するが法体系における力構造は消失している。しかし、その残滓はかすかではあるが、しかし重要な位置を占め現存している。さて、変わりつつある自民はこれを認識しているのか、もしくは、ある時点からそれはもう既に議員の中では引力が弱まってきているのだろうか、どっちだろう。日本が普通の国になる日は近いのだろうか。
令和7年8月8日
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